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陣痛促進剤を使用 陣痛来ず と思ったらスゴイの来た

自宅で破水した私はそのまま入院する事になった。助産師さんの話では明日から錠剤の陣痛促進剤を朝から一時間毎に服用して出産しましょう。との事であった。

夫も帰ってしまい、部屋でぼーっとスマホを眺めていた。入院着はパジャマのようなものを着ていたが、パンツに特大ナプキン(悪露用のナプキン)をつけているので何ともお股がモゾモゾする。点滴もされているしトイレに行くにも点滴を持って行かなければならないので不便だった。夫と明日の出産について不安を吐露し気分は楽になったが、私は生まれてこのかた怪我や病気で入院した経験が無かった為、何だか緊張していた。そのせいか夜中になっても全然眠れずテレビをぼーっと寝ながら眺めていた。夜中に何度か看護師さんがお腹の赤ちゃんの心拍を確認しに来てくれるが、いつまでも起きている私に「大丈夫?」と心配してくれた。その方は45歳くらいの女性で優しくて、母性が溢れていて何だかホッとした。

 

少しウトウトして眠ったくらいで朝になった。朝食を食べて、一時間ごとに陣痛促進剤を一錠ずつ飲む事になった。1錠、2錠、3錠と錠剤を飲むが陣痛は来なかった。3錠目を飲んでしばらくしてから看護師さんが様子を見にきてくれて、陣痛が来ない私に「あと一錠飲んでも陣痛が来なかったら今日は出産無いね」と言っていた。私も今日は出産無しか〜と思ったので夫にメールで今日は陣痛来ないっぽいとメールを打った。

もうすぐ4錠目を飲む時間だな〜と思いながらテレビを見ていたら、お腹が少し痛くなった。ああ、このくらいの痛みなら我慢出来、、、と思った次の瞬間、激痛が!!!

ネットで陣痛の痛みについて調べたことがあったが、腰をダンプカーで轢かれる痛みとか、お腹の中からモリで突かれるようだなど聞いていたが、私の痛みは「激しい下痢の時の腹痛」だった。さっきまで我慢出来ると思っていたが、すぐさまナースコールを連打した。

看護師の方がお腹につけた機械(肩こり治療の時につけるようなものをお腹に貼っている)の波形を見たり子宮口を調べてくれた。尋常では無い痛みにも関わらず、「お腹もそんなに張ってないし、子宮口も全然開いてないからもうちょっと待ちましょう」と言われた。私はこんなに痛いのにまだまだなの?これからもっと痛くなるの?とゾッとした。今の痛みに根をあげそうなのに、本番はまだまだなのか、、、と。

痛みが引いた後に、私はもしかしたら本当に下痢のお腹の痛みかも、、、と思い始めた。痛がる割にお腹の張りもないし、子宮口も開いていない。なのでトイレに行ってスッキリ出すもの出したらお腹の痛みも消えるかも、とトイレへこもった。しかし全然出て来ず、、、出すまではこの痛みが消えないと思ったが出ない。出ないとこのままトイレで過ごすことに、、、!!?

いつまで経っても出てこない、、、やっぱり下痢では無かったのかな〜と思いトイレから出ようとしたところまた激痛が!!!洗面台の近くでしゃがみこむ、動けない!!!これってやっぱり下痢だったか?!、とトイレに座ろうとしたが少しも動けない。

しばらくしてトイレから命からがら生還し、ナースコールを連打した。看護師さんが数名病室にやって来てお腹の張りと子宮口を調べてくれるが、まだまだ出産までは行かないそうだ。だが私があまりにも痛がるので様子をしばらく見ててくれる看護師の方が一人残ってくれた。5分おきに激痛がやってくるが、その度にベットにしがみついて「私痛みに耐えられそうにありませ〜ん、、、」と弱音を吐いた。出産までまだまだなのに、今この痛みに耐えられないのだ、出産無理かも、、、と本気で思った。

私があまりに痛がるのでまた看護師の方数名病室に来てくれた。どうやら私のお腹につけている機械で張り具合を見ているのだが、その張り具合を表す数値と私の痛がり方が釣り合っていないっぽいのだ。機械ではそんなに痛がるような数値は出ていないらしいが私はものすごく痛いのだ。お腹の痛いところを聞かれて私は下腹部が痛いと訴えたら、お腹についている機械をの場所を貼り直してくれた。すると私の痛みと、機械の数値が一致したようだった。すぐ子宮口の開き具合を確認されて、このまま分娩室へ行くことになった。

 

PS 私の陣痛の痛みは激しい下痢のようなものでした。下痢だったら、ブツを出したら痛みは緩和されるが、出そうにも下痢じゃ無いから出ないんですよね。私の陣痛は例えるなら激しい下痢の痛みなんだけど、お尻に栓をされて絶対出さないで!と言われている感じです。本当はうずくまって、力を入れ痛みをやり過ごしたいのに、力んでもいけないし、赤ちゃんに酸素を送る為、呼吸はきちんと平常通りしなくちゃいけないしで辛かった。本当に出産の時どうなってしまうの!?と不安だらけでした。

そんな不安の中で、そばにいて励ましてくれた看護師さんに感謝です。皆さんも少しでも不安が軽くなるように、どうしたら不安が軽減されるか、最善の方法をとって下さいね。

 

 

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産後体力・気力ともにクタクタで、育児にホトホト参っていて子供の事が可愛いと思えず、義務感から母親をしてました。そんな私ですが、現在は子供が可愛くて仕方がない状態になっています。そんな状態になぜなれたのか?

父親である夫も初めは育児を『手伝ってあげる』感覚でしたが、今では私がいなくても『母親』も『父親』も出来る私以上に育児スキル劇上がりな状態になりました。 そんな幸せになる家族の作り方・考え方・思考を無料メルマガでお教えいたします。 気楽に登録してみてくださいね。

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自己紹介

こんにちは

このブログを書いています『ちんさん』と申します。

ちなみに『ちんさん』というのは夫と付き合っている頃からの私のあだ名です(笑)
((苗字)さん→(名前)ちゃん→(名前)ちん→ちんさん)

2016年夏に第一子となる長女を出産して現在は仕事と子育てをしています。(家事は最低限…)

出産して子供がすくすくと成長し、初めて笑ったり、首が座ったり、寝返りしたり、その度に『大きくなりやがって…ちくしょう…目から汗が…』状態です。
スマホのアルバムは神経衰弱ですか!?というくらい子供の写真だらけです( ´∀`)
毎日とにかく可愛いが更新中!!感情メーターが日々振り切れまくっています。

今でこそ、このような状態ですが、出産後は毎日育児から逃げ出したくて仕方なくて、子供と2人きりになるのが、毎日辛かったんです…。

私の人生は『いかに人から非難されないように行きていくか』が行動基準となっていました。
つまり他人の判断基準で自分の行動を決めていました。
学校では先生に怒られないようにルールは守ったし、仕事も指示通りにする日々で意見を言うこともありませんでした。
次は結婚…結婚後は年齢的にもすぐ子供を作った方がいいらしい…という事で子供を作りました。

特に子供についてですが、『欲しい!』と自ら熱望したわけではなく、夫が子供好きな事、年齢的な事、親に孫の顔を…的な考えで妊活しました。
正直に言うと、自分自身はなんとなく子供作って、なんとなく妊娠・出産したのです。

なので出産後、

 

『とんでもないものを産んでしまった…!』と思いました。
子供に対するこれからの責任と、不安に押しつぶされそうになり、消えてしまいと思うようになりました。


正直子育てから逃げ出したくて仕方ない毎日でした。
母親になったのに、子供が可愛いと思えない。

毎日のお世話は『義務感』でやっていました。

『自分が欲しいから子供作ったんだろ。逃げるなんてヒドイ母親だ。』
私が感じている本音を世間が聞いたら、避難轟々だ…。
なので子供から逃げたいと思っている事は誰にも言えませんでした。

ですがさすがに、このままではヤバイ…
危機感を感じた私は、優先順位を子供が一番!と考え、自分がどう思われようとかまわないから、正直な気持ちを相談しよう!と夫、先輩ママ達、地域の保健師さん、参院の助産師さんにアドバイスを求めました。

自分は非難されるかもしれない…と覚悟してましたが、みんな真剣に話を聞いてくれて、誰も私を非難しませんでした。
それどころか、相談した方の多くは母親になった時、疲れや不安から泣いたそうです。
育児指導のプロの保健師の方や助産師さんも、自分の子育ての時の話となると、辛かったと言っていました。

私は人に話を聞いてもらって救われました。

それと同じくらい、ネットの見知らぬ方のブログに勇気をもらいました。

当時の私は子育てブログを片っ端から読んでいました。
みんな辛かった時があったんだ。と共感し安心することができました。

なのでこのブログは産後や子育てで私と同じように悩んでいる方の助けになれたらいいな、と思い立ち上げました。

子供を産んでからは『いかに人から非難されないように行きていくか』という価値観は崩壊しました。
自分や子供の幸せのために、時には人と意見がぶつかります。
夫だったり、家族だったり、会社だったり、世間だったり。
そうなるとどこにでもいい顔、八方美人ではいられません。

今までは自分が非難されないように、我慢し、辛い時は思考停止して生きてきました。
考えたり、戦ったりするのが辛いからです。

ですが、今は違います。子供がいます。
私は自分の子供にそんな生き方をして欲しくない!と思うようになりました。

考えず、意見せず、戦わず、他人の意見で自分の人生を決めていくのはダメだと痛感しました。

なのでこのブログでは子育てだけでなく、女性の生き方って?家族の幸せって?をメインテーマにブログ書いていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします!

役に立った育児グッズは紹介はコチラ!!

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