産後の不安・孤独・疲れの原因は女性ホルモンの激的変化だった!
産後1ヶ月くらいまで、私は一切のニュース番組を見られなくなっていた。
お見舞いに来てくれた友人の自由な生活を羨ましく思い、見送る時には泣いていた。
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目次
・ニュースが辛くて見られない
産後1ヶ月間は実家に里帰りしていました。
退院して何日か経ち、何気なく朝のニュースを見ていた時、ヨーロッパで起きたテロのニュースが流れて来たんです。
いつもの自分なら、悲しい出来事だな、とは思うけれど、それでも淡々とテレビを見ながら朝食を食べられていたんです。
ですがこの時は違いました。
『何でそんなひどい事するの!!ひどい!!!悲しい!!!ニュースが見られない、耐えられない…』
とテロのニュースがあまりに辛く感じてしまい見られなくなったんです。その後のニュースでは事件事故について流れて来ましたが、同様に自分の身内が被害にあったくらいの悲しみ、苦しみを感じてしまいこの日からニュースがしばらく見られなくなりました。
いつもなら普通に見ているニュースが辛くて見ていられない…あれ…!?自分どうしちゃったんだろう?と思い始めました。
・お見舞いに来てくれた友人の自由な日々を羨む
里帰りしている間に高校の友人3にんが会いに来てくれました。このメンバーはご飯食べに行ったり、旅行したり、成人してからもずっと付き合いが続いている友人達です。
その中で私が初めての子持ちになりました。いつも遊んでいる安心のメンバーです。お見舞いに来る前はワクワクしていたんです。
ですが、いざ実家に来てくれて、お祝いの品は誰が選んだ〜どこで買った〜などと話を聞いていると、何とも言えない切な〜〜い気持ちになってしまったんです。
『あぁ、、、もう私は気軽にみんなと遊びに行けないんだ…、今日だってみんな自分の意思で、自由にデパート行ったりしたんだな…、この後もみんな自由にご飯でも食べに行くのかな…』と悲しくなってしまったんです。
ここでやたら『自由に◯◯できる』って言ってますが、この頃の私は子供が生まれて、自分のペースで生活できない毎日にほとほと疲れていたんです。
自由に出かけられない、自由に寝られない、自由にトイレ行けない…自分にはもう友人達のような自由な時間は無いし、これからも訪れないんだ…と未来に絶望してしまったんです。
せっかく楽しい息抜きの時間になるかと思っていたのに、逆に自由な友人達をみて、今の自分に絶望して気分は最悪、落ち込みモードに突入しました。
・爽やかな一日の始まりに私は絶望していた
朝起きても、まだ眠い…。太陽が昇ってしまったら最後、日が暮れるまで私はどんなに寝不足でも昼間眠れない体質でした。
なので長い長い一日が始まる事が当時はとても恐怖でした。
普通に見られたニュースが見られない。
この間までお互い好きな時に自由に会えた友人達とはもう会えない。
ほんの10日前までは十分に睡眠がとれていて、朝目覚める時に絶望なんかしていなかった。
・不安と孤独感の原因は女性ホルモンのせい
今思えば、このような不安感や孤独感は女性ホルモンのせいだったのです。(きっとね)
妊娠中はこの女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンががバンバン出ています。このホルモンは妊娠中に赤ちゃんの発育のために必要なホルモンで、ママの身体にはおっぱいが産後出るようにバンバン発育を促しています。
ですが産後、この2つの女性ホルモンってやつはガクーーーーっと減少するんです。
代わりに母乳の分泌を促す別の女性ホルモン(プロララクチン)が分泌されるのですが、この女性ホルモンの急激な変化で私は不安感、孤独感を感じまくってしまったんです。
ちなみにこの女性ホルモン減少は睡眠不足の原因となっているのです。
そもそも、赤ちゃんの生活ペースに合わせて24時間気を張って育児しているので、それだけで寝不足になるのに、そこに来て女性ホルモンが追い討ちをかけるように私に襲いかかって来たんです!
赤ちゃんの24時間育児に加えて、女性ホルモン相手では完全に勝ち目がありません…。負けるに決まってますよね。白旗掲げますよ…。
でも当時は寝不足はともかく、何でこんなに不安で孤独をビンビンに感じまくってしまうんだ〜〜!?どうした自分!!!と原因が分からず辛かったです。
後日、産院の助産師さん、看護師さん、保健師さんに『ホルモンバランスの乱れで辛いんだよ』と言われて、私は『なるほど!』と納得しました。原因が分からない時は『私がおかしくなっちゃったのかな?』と不安だったけど、ちゃんと原因が分かって少しホッとしました。
育児完全に負け戦
ってゆうか、普通の大人でも赤ちゃんとべったり24時間子育てしてたら、参っちゃうと思うんですが、そこに女性ホルモン劇乱れが同時に襲って来たら、産後ボロボロの母親って太刀打ち出来るはずがありません。
・産後不安や孤独感を感じている方へ!!
あなたがおかしいんではありません、あなたの女性ホルモンが乱れまくってそう感じているのです。それに産後ボロボロの中、赤ちゃんのお世話もしっかりしろだなんて、無理ですよ。誰かにすぐ相談して、手を借りましょう。
子育て、育児は絶対に一人では出来ません。まずは睡眠不足を解消しましょう。
女子ホルモンによる不安、孤独感の解消には時間がかかりますが、睡眠不足も不安、孤独感を増長させる原因なんです。
以前記事に書きましたが、寝不足なら誰かに子守頼んで寝ましょう!!
必死に寝かしつけ方法を探すな!実践するな!とりあえずこもり頼んで寝ろ!!
誰も頼む人がいなければ、役場に相談です。役場は産後の母親の精神的なケアについて結構手厚く制度を作ってます。子育てサポートとしてベビーシッターのような制度があるかと思います。(私の住む自治体ではありました。)お金はかかりますが、考え方によっては、お金でひどい睡眠不足の症状が回復できるんです。
この寝不足が原因となって更なる不安や孤独感を倍増させます。メンタルがやられているので、加速度的にどんどん体調は悪くなります。
最後に言いますが、決して一人では育児、子育ては出来ません。みんなの手を借りて子供は育ちます。
決して一人で戦わないでください。
頑張って頑張って頑張って、それでも負けてしまったとき、立ち直れないかもしれません。
休憩して、休憩して、時に人にバトンタッチして、うまく身体と心を整えて少しづずやっていきましょうね。
PS 本当に無理はしないでくださいね。
幸せになるためにあなたも赤ちゃんもいるのです。
自分だけが頑張ればいいんだ、という考えでは幸せになれません。
あなたが参ってしまうかもしれません。
参ってしまう手前、50歩くらい手前で休憩&人にバトンタッチしてゆっくりと、で全然良いんで、進んでいきましょう!!
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産後体力・気力ともにクタクタで、育児にホトホト参っていて子供の事が可愛いと思えず、義務感から母親をしてました。そんな私ですが、現在は子供が可愛くて仕方がない状態になっています。そんな状態になぜなれたのか?
父親である夫も初めは育児を『手伝ってあげる』感覚でしたが、今では私がいなくても『母親』も『父親』も出来る私以上に育児スキル劇上がりな状態になりました。 そんな幸せになる家族の作り方・考え方・思考を無料メルマガでお教えいたします。 気楽に登録してみてくださいね。
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