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新米母にはキツい、里帰りで身内からの育児の質問責めにとった対処法

出産後産院を退院したくなかった。

退院したら、私が我が子の現場監督兼最高責任者になっちゃうから。

・頼れるプロ(助産師、看護師)がいない不安

産院には破水してから入院1日を含め6日間お世話になりました。私の出産した産院では夜中12時〜朝6時までは新生児室で子供を預かってくれていました。ですが退院したら24時間子供とずーーーっと一緒にいなければなりません。この頃の私は出産後気持ちがものすごく落ち込んでいました。女性は出産前と後で変化するホルモン量が20倍違うそうです。妊娠を継続させるホルモン『エストロゲン』の分泌が劇的に減少するので、出産後に女性は強い孤独感や不安感を感じやすくなるそうです。この頃の私はこの影響をモロに受けていて、子供に対して強い不安感や将来への孤独感を感じていました。退院したらたかだか母親歴数日の私が子供の現場監督兼最高責任者になるのです。泣き止まないな〜ミルク飲まないな〜、うんちの色と硬さはこれで大丈夫なのかな〜?といった疑問も産院にいればプロの看護師や助産師、医師がいるので心強いですが、退院してしまうと自分一人です。自分一人で子供と向き合い分からない事と格闘していかなければいけません。不安ですね〜、不安しかなかったですね。いっそのこと一ヶ月くらい母親教習として産院で合宿したかったです。それくらい退院することが恐怖でした。

・子供の現場監督兼最高責任者という重圧

産院から退院し、実家へ里帰りしました。実家には父母、祖父祖母など、たくさんの人がいます。ですが実質子供と一番接しているのは母親歴数日の私です。超!初心者な母親なのですが、実家では子供のことを一番分かっているとされているのは私。つい1週間前は自宅で好きな時に起きて、テレビを見て気楽な生活をしていたのに、今は子供にミルクをあげてオムツを替えて、寝かしつける…これで1日が終わっていく日々です。その合間の時間で子供をお風呂に入れたり、自分がご飯食べたり、トイレ行ったり、風呂に入ったりします。この頃の自分は自分の風呂や、作ってくれるご飯を食べる(作ってもらってありがたいのに)のも面倒で面倒でとにかく寝たい、一人になりたい、もっと言うと自分のペースで生きたい、とずっと思っていました。ですが実際問題自分が好きなペースで生きていくことは無理なんです。だって子供産んだんだもん、誰に頼まれて産んだわけじゃない、自分の意思で産んだんですから、口が裂けても『辛い』『こんなはずでは』なんて言えませんでした。

・死ぬほど嫌だった言葉『なんで泣いてるの?』『どっか体調おかしいんじゃない?』と言われて…

『なんで泣いてるの?』

一応母親超初心者の私ですが、一番子供と関わっていますので、とにかく実家で子供がぐずっていると、『なんで泣いてるの?』『どっか体調おかしいんじゃない?』と言われてました。これを言われることがとにかく嫌で嫌で仕方がありませんでした。

『なんで泣いてるの?』って言われても…自分の答えは『知らんがな〜!!』です。現在子供は一歳になりましたが、今となっては泣き方で眠いのかな、寂しいのかな、というのが何となく分かりますが、たかだか生後数日の子供と母親の関係では『なんで泣いてるの?』と聞かれても…正直わけわからんのですよ。なのでこの頃の私は『なんで泣いてるの?ミルク足りないんじゃない?オムツ変えて欲しいんじゃない?』と言われたら『さっきミルク飲んだばかりだし、オムツだってきちんと変えてるよ!ちゃんとやってるんだよ!!』とイライラして返事してました。この質問の裏には『こんなに泣かせて可哀想』『ちゃんと世話してるの?』と言われた気がしてならなかったんです。ちゃんと世話してるのに泣くんだよ!どうやったら泣き止むのか分からないよ!!と心に余裕は一切なかったです。

あまりにも泣き止まない子供とずーっと一緒にいた私は、体力・気力が無くなり思考停止しました。なぜ泣くのか質問されたら『なんで泣いてるんだろうね〜』質問返しするようにしてました。

最初の頃は母親として『なんで泣いてるの?』か答えを見つけなくちゃ、言葉にして答えなくちゃ!と頑張っていましたが、すぐ白旗あげましたね。そんなこと考えても分からんのですよ。分からないことを考えているのってすっごい疲れます。答えがすでにあって誰かに教えてもらえるのであれば、簡単ですが、子供によって状態や状況が違うので、泣いている原因はこれだ!!なんて誰にも言えないんですよね。一時期スマホで『赤ちゃん 泣き止まない』『赤ちゃん 寝かしつけ』で検索しまくっていた時期がありましたが、どんなにスマホをいじっても答えは見つからず、自分の気力体力が無くなり止めました。

そんなに頑張れるわけがない!

この頃の自分には『母親歴数日なんだから、泣きやませられなくて当たり前、うまく行かなくて当たり前、あれだけ元気に泣いてたら少しくらい泣かせておいても大丈夫、お茶でも飲んで休憩せい!』って言ってあげたいですね。

『どっか体調おかしいんじゃない?』

どんなにあやしても子供が泣きやまない時によく言われた言葉が『どっか体調おかしいんじゃない?』でした。これも嫌でしたね。すぐ私の子供を病気にしないでよ!って思ってました。

多分体調がおかしいわけではないなと本能的なんとなく分かるのですが、子供って時間帯によってすさまじい泣き方する時ありますよね。多分その泣き方を見て心配してくれているのだと思うのですが、これ言われると、『本当にどっかおかしいのかな?』『こんな泣き方は異常なのかな?』と疑心暗鬼になります。自分は『このくらいの泣き方する時あるし、昨日もこの時間帯泣いてたし』という認識で体調に問題ないと思うのですが、気力体力もないこの頃の自分には結構きつい言葉でした。だって子供が泣いている間ずーっと『泣いてても大丈夫』という考えと『この泣き方はおかしい』という議論を自分の頭の中でしてしまうんです。もしこの頃の自分に会えるのであれば、『すごい元気に泣いてるね、こうゆう泣き方はいつもするの?』って声をかけたいですね。そして自分が抱っこを変わってあげたいですね。結構身内って言葉に遠慮がないのでグサっとくること言うんですよね。(悪気がないからそれで傷つくと思ってない)それとどう折り合いをつけていくかが大切ですよね。もし身内に子供が生まれたら、『おかしい』とか決めつけたり、母親を不安にさせるような言葉はかけないようにしないとな〜と思います。

・初めから完璧な母親なんていないし、そもそも完璧を目指すな

生後数日の母親と子供の関係なんて、うまくいかなくて当たり前です。だってお互い初めましてなんだから。大人でも新たな人間関係を築く時って時間がかかりますよね。ましてや赤ちゃんですよ。大人と違って世の中の常識なんてもちろんないし、言葉だって話せない、自分の意思で動くことも出来ない、なーーんにも出来ない状態なんです。はっきり言って難易度MAX状態で超初心者母は向き合わなければならないのです。

これじゃ、赤ちゃんがなんで泣いているのか、どうやったら泣き止むのか、なんて分かるはずないんです。(少なくとも私は全く訳わからん、でした。)

・赤ちゃんって非力だけど、ラスボス並に強い!

最低限のことだけやればOK

赤ちゃんって自分で何一つ出来ないし、自分が世話しなかったら、あっという間に弱ってしまうと思うんですが、大の大人をあっという間に弱らせるほどのものすごいパワーを持っているんです。そこに産後ボロボロの体の超初心者母が真っ向勝負挑んでもボロ負けです。ミルクあげてゲップさせて、オムツ交換、赤ちゃんのお布団があればもうOKじゃないですか?いつもと違う様子じゃなければ、少しくらい泣いてても良いですよ。

 

プロ以外のアドバイス・意見は聞くな

自分以外の人が、心配して赤ちゃんの事に関して何やかんや言ってきても、1割くらいにして聞きましょう。助産師さんや保健師さんや今子育て中のママの意見なんかは参考になる事も多いですが、そうでない人の意見は本当に1割くらいで聞いた方がいいです。逆に不安が煽られたり、悩んでしまったり、場合によっては傷ついてしまう事がありますから。だってパソコン操作が分からなければ詳しい人に聞きますよね?30年前にやってた人に聞かないですよ、ましてパソコン触ったことがない人には聞かないじゃないですか。なぜか子育てにはプロ以外の人が聞いてもないのに、あーだこーだ言ってきます。しかも数分だけ様子を見て言ってきますよ。(本人は良かれと思って〜なので防ぎようがない)ただでさえ、産後母親の精神状態は不安定です。自分の体や精神を守れるのは自分自身しかいません。母親としてこうあらねば〜!とか〜あるべき〜!!という完璧主義は捨ててシンプルにいきましょう。

 

YouTubeにて喋ってます。こちらもよろしくお願いします。

 

 

 

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産後体力・気力ともにクタクタで、育児にホトホト参っていて子供の事が可愛いと思えず、義務感から母親をしてました。そんな私ですが、現在は子供が可愛くて仕方がない状態になっています。そんな状態になぜなれたのか?

父親である夫も初めは育児を『手伝ってあげる』感覚でしたが、今では私がいなくても『母親』も『父親』も出来る私以上に育児スキル劇上がりな状態になりました。 そんな幸せになる家族の作り方・考え方・思考を無料メルマガでお教えいたします。 気楽に登録してみてくださいね。

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自己紹介

こんにちは

このブログを書いています『ちんさん』と申します。

ちなみに『ちんさん』というのは夫と付き合っている頃からの私のあだ名です(笑)
((苗字)さん→(名前)ちゃん→(名前)ちん→ちんさん)

2016年夏に第一子となる長女を出産して現在は仕事と子育てをしています。(家事は最低限…)

出産して子供がすくすくと成長し、初めて笑ったり、首が座ったり、寝返りしたり、その度に『大きくなりやがって…ちくしょう…目から汗が…』状態です。
スマホのアルバムは神経衰弱ですか!?というくらい子供の写真だらけです( ´∀`)
毎日とにかく可愛いが更新中!!感情メーターが日々振り切れまくっています。

今でこそ、このような状態ですが、出産後は毎日育児から逃げ出したくて仕方なくて、子供と2人きりになるのが、毎日辛かったんです…。

私の人生は『いかに人から非難されないように行きていくか』が行動基準となっていました。
つまり他人の判断基準で自分の行動を決めていました。
学校では先生に怒られないようにルールは守ったし、仕事も指示通りにする日々で意見を言うこともありませんでした。
次は結婚…結婚後は年齢的にもすぐ子供を作った方がいいらしい…という事で子供を作りました。

特に子供についてですが、『欲しい!』と自ら熱望したわけではなく、夫が子供好きな事、年齢的な事、親に孫の顔を…的な考えで妊活しました。
正直に言うと、自分自身はなんとなく子供作って、なんとなく妊娠・出産したのです。

なので出産後、

 

『とんでもないものを産んでしまった…!』と思いました。
子供に対するこれからの責任と、不安に押しつぶされそうになり、消えてしまいと思うようになりました。


正直子育てから逃げ出したくて仕方ない毎日でした。
母親になったのに、子供が可愛いと思えない。

毎日のお世話は『義務感』でやっていました。

『自分が欲しいから子供作ったんだろ。逃げるなんてヒドイ母親だ。』
私が感じている本音を世間が聞いたら、避難轟々だ…。
なので子供から逃げたいと思っている事は誰にも言えませんでした。

ですがさすがに、このままではヤバイ…
危機感を感じた私は、優先順位を子供が一番!と考え、自分がどう思われようとかまわないから、正直な気持ちを相談しよう!と夫、先輩ママ達、地域の保健師さん、参院の助産師さんにアドバイスを求めました。

自分は非難されるかもしれない…と覚悟してましたが、みんな真剣に話を聞いてくれて、誰も私を非難しませんでした。
それどころか、相談した方の多くは母親になった時、疲れや不安から泣いたそうです。
育児指導のプロの保健師の方や助産師さんも、自分の子育ての時の話となると、辛かったと言っていました。

私は人に話を聞いてもらって救われました。

それと同じくらい、ネットの見知らぬ方のブログに勇気をもらいました。

当時の私は子育てブログを片っ端から読んでいました。
みんな辛かった時があったんだ。と共感し安心することができました。

なのでこのブログは産後や子育てで私と同じように悩んでいる方の助けになれたらいいな、と思い立ち上げました。

子供を産んでからは『いかに人から非難されないように行きていくか』という価値観は崩壊しました。
自分や子供の幸せのために、時には人と意見がぶつかります。
夫だったり、家族だったり、会社だったり、世間だったり。
そうなるとどこにでもいい顔、八方美人ではいられません。

今までは自分が非難されないように、我慢し、辛い時は思考停止して生きてきました。
考えたり、戦ったりするのが辛いからです。

ですが、今は違います。子供がいます。
私は自分の子供にそんな生き方をして欲しくない!と思うようになりました。

考えず、意見せず、戦わず、他人の意見で自分の人生を決めていくのはダメだと痛感しました。

なのでこのブログでは子育てだけでなく、女性の生き方って?家族の幸せって?をメインテーマにブログ書いていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします!

役に立った育児グッズは紹介はコチラ!!

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