婦人科検診の子宮頸がん検査内容と痛い?恥ずかしい?服装?に答える
先日出産後初めての婦人科検診に行ってきました。今回の記事は婦人科検診の子宮頸がん検診の体験談をレポートします!
それと私が初めて子宮頸がん検診をした時の記事もよろしければご覧下さい。
今回は子宮頸がんと乳がん検診でも超音波(エコー)検査をしてきました。私の受けた病院では、マンモグラフィー検診は授乳後1年経っていない人は超音波(エコー)検査になるようでした。
妊娠中子宮頸がん検診は産婦人科でしてもらっていたのですが、乳がん検診は実に3年ぶり!!何もないと良いな…と少し不安もありますが、受けてきました。妊娠出産があるとどうしても検診にブランクが出来てしまいますよね。なるべく間隔を空けずに行きたいところ…ではありますね。(反省)
目次
初めての婦人科検診
20代半ばに初めて婦人科検診を受診しました。町の検診の案内(子宮頸がん)も過去に来ていたのですが、自分には関係ないや〜とスルーしていました。この時期派遣社員として働いていて、派遣会社の健康保険に加入していた私は毎年健康診断を受ける必要がありました。基本的な健康診断の項目の他に婦人科検診も無料で行える事が判明しました。今までスルーしてきたけど、乳がん検診も含まれていたのでその年初めて婦人科検診を受けることにしました。
婦人科検診って怖い?、痛い?
婦人科検診の子宮頸がん検診てどうやってやるの〜?怖いのかな?痛いのかな?と疑問に思い、母親や職場の先輩に聞きました。
子宮頸がん検診については『恥ずかしいけど、カーテン隔てているから見えないし、チョチョっと器具で引っ掻いて終わりだからそんなに痛くないよ』と何人かに聞いてもそのような答えでした。うーーーむ、やっぱり恥ずかしいかもだけど、そんなに痛そうじゃないし大丈夫かな?と思いました。
婦人科検診って恥ずかしい?
私は初めての婦人科検診ってやっぱり恥ずかしかったです。
妊娠・出産を経た今はどうかと言うと…今でも私は恥ずかしいです。妊娠出産を経験し、産婦人科では毎回診察台に乗って内診も受けてきましたが、『全然何とも思わないぜ!!』とはなってません。毎回『内診嫌だな〜〜〜』と思っています。慣れてきて力の抜き方のコツなんかは掴めてきてはいましたが、『全然へっちゃら!!かかってこいよ!!』とはなってません。
先生とは顔も合わせないし、向こうもプロなんだし私のことなんて何とも思っていないでしょうが、やっぱり好きにはなれないですね。『検査だから仕方ない!と割り切って、時よ過ぎよ!!』と思いながら診察台に乗ってます。
婦人科検診の服装
『スカートで行くと良い』って言われてますが、最近は普段着がズボンなので、ズボンで行きました。結局診察時はおへそから下は布が被らないようにまくられてしまうので。でもスカートなら診察が始まるギリギリまで下半身があらわ、ということが無いので初めてで抵抗を少しでも減らすためには、スカートも良いと思います。注意として同日に乳がん検診も受けられる方は、ワンピースは避けた方が良いです。乳がん検診は上半身裸になるので、ワンピースだとパンツ一丁で検診になる危険性があります。
子宮頸がん検診の診察台
多くの女性はこの婦人科の診察台に抵抗感があるのではないでしょうか?
私は初めて婦人科検診で検診台に乗るときは緊張しました。待合室で順番を待っている時から緊張し、診察室へ呼ばれてより一層緊張感が高まっていきました。カーテンを隔てた向こう側にいる看護師さんから『下は全部脱いでください、脱いだらここへ座って、タオルを膝にけかてお待ちください』と言われました。
私は『おお!これが噂の(?)診察台か…緊張するな怖いな…』と思いながらも言われた通りに診察台へ。カーテンの向こう側で器具を準備するカチャカチャとする金属音、看護師さんの足音、先生の話声、自分の番はもうすぐなのか!?と緊張感がどんどん高まって心臓はバクバクと鳴っています。
次の瞬間ついに看護師さんから『それでは診察台が動きますね〜』と声をかけられました。私は『きた!!!!』と心臓の音が先ほどよりバクバクと鳴り、脈も速くなっていました。
診察台が床から少しずつ上がり始めました。それと同時に椅子の部分が先生の方へ回転しながら背もたれが倒れ、足はパッカーンと開かれた状態になりました。この一連のスムーズな動きに驚きでした。
何もしなくても自動で診察OKな体勢になったのです。まさに『俎板の鯉』状態。
そしてお尻を支えていた椅子の部分がなくなっていました。私の心臓は相変わらずバクバクしています。次は看護師さんが『失礼します』と言って私のお股を消毒のためにさっと一拭きしました。突然のことにびっくりした私は体が緊張していたこともあり、ビクー!!っと体が硬直しました。いちいち反応したくないのですが、あまりの緊張のあまり、何をするにも体が強張ってしまっていました。
いよいよ初めての婦人科検診・子宮頸がん編
そしていよいよ検診です。検診の内容ですが、①膣鏡(クスコ)を膣に挿入し内部を視診②子宮頸部の細胞をブラシなどで採取③子宮の状態をチェックするため内診(触診)という流れでした。
まず①の膣鏡を膣に挿入されたのですが、違和感と共に痛みが…私は我慢我慢と静かにやり過ごそう…と努力しましたが、どうにもこうにも力が入っているせいか、痛いのです。
先生からは『力抜いてね〜』と言われるのですが、無理でした。痛みから逃げるように腰が浮き上へ上へと体が自然と逃げていきます。先生や看護師さんからは『体を下ろして力抜いてください』と言われましたが、緊張と痛みでなかなかそれが出来ません。ずいぶん時間がかかりましたが、膣鏡での視診は終わり、②そのまま細胞を採取されます。この間ずーっと痛かったです。
次に③の内診です。先生が指を膣に入れて子宮の状態をチェックします。同時にもう片方の手は腹部を押さえて双方の手で触診されます。これも…やっぱり痛かったです。痛いので体がどんどん上に逃げていきます。またも『力抜いて〜体を上げないように〜』と言われるんですが、痛くて自然と体が診察を拒否する動きになっていたのです。…やっとの事で検診が終了しました。
診察台から降りたとき、お尻部分に紙が敷いてあるのですが、出血をしていました。おそらく細胞を採取した際に出血したのでしょうが、何だか出血が結構ショッキングな出来事で…『あぁやっぱりそれぐらい痛かったんだ…』と思いました。看護師さんからは『良かったらナプキンお使いください』なんて言われましたが、『こんなに血が出たら使うに決まってるやろ!!!』と診察の痛さのあまり心の中で逆ギレしました。
その日は検診が終わったらこのまま買い物に行こう〜!なんて計画していたのですが、この一件ですっかり意気消沈してしまった私…。
痛くないって聞いてたのに…恥ずかしくないって聞いてたのに…全然違ったし!!と当時総合病院の窓から外を放心状態で見ていたのをよく覚えています。
後日、子宮頸がん検診はそんなに痛くないと言っていた職場の先輩に『子宮頸がん検診すごく痛かったんですよね〜…』と愚痴りました。その先輩は『初めてだし緊張してたからじゃない?』と言われました。私は『そうか〜初めてだから仕方なかったのかな〜もう受けるの嫌だな〜』と思いました。
数日後職場で先輩からこんな事を言われました。『ちんさん、もしかして◯◯病院!?私昨日検診行ったんだけど、めっっっっちゃ痛かった!!!思わず痛い〜〜〜!!って叫んじゃったよ!!!あそこの先生下手くそだよ!子宮頸がん検診何回も受けてるけど、あんなに痛かった事ないもん!』と言いました。先輩も私と同じ◯◯病院で検診を受けました。大きい総合病院なので全く同じ先生か分かりませんが、話を聞く限りおそらく同じ先生であろうかと思われます。私は、初めての子宮頸がん検診で緊張感マックスの状態&とっても痛い先生に当たってしまったのです。そうか…あの先生だからあんなに痛かったのか…と妙に納得しました。
次の年の子宮頸がん検診
昨年のトラウマを抱えたまま2回目の子宮頸がん検診はどうだったというと…全然痛くなかったです。昨年の思い出があるので体は緊張していました。一応段取りは解っているのもありますが、膣鏡を入れられても、触診されても痛みはありませんでした。もちろん器具を入れられる違和感はあるのですが、痛みは全然ありませんでした。2回目の検診の先生は声から判断すると初老の男性でしたので昨年とは違う先生でした。
産婦人科での子宮頸がん検診と妊娠による診察
その後私は妊娠し、近所の産婦人科に通いだしました。そこで子宮頸がん検診と妊娠による診察を何度も受けましたが、こちらも全然痛くなかったです。毎回嫌だな〜緊張するな〜とは思いますが、初めての時ほど痛かったことはありませんでした。
今回の子宮頸がん検診と診察を受けるコツ
久しぶりに検診台に乗るので少し緊張していましたが、今年も特に痛いことはなく無事終了しました。何度も検診台に乗ってきたので、緊張から体を硬くしない方法を学んでいました。それは思いっきり『ぼけ〜〜っとした顔』をするのです。カーテンを隔てて、先生、看護師さんは向こう側なので、自分がどんな変な顔をしていようとバレません。
連日残業続きで疲れが取れない&寝不足のまま仕事へ、今日は金曜だけど明日休みだからもう少し頑張っちゃおう!ヘトヘトで家へ帰ってもう服を着替えるのも億劫…何もしたくない〜〜…の時の『ぼけ〜〜っとした顔』です。この顔と脱力感をイメージすると、体も硬くならずに診察を受けられると思っているので、私は毎回これを実践しています。
今回の子宮頸がん検診の失敗談
診察台に乗るために下半身の洋服を全部抜いだ時に気付きました…『私、今日足の毛の手入れ忘れた…!!!』足は立派なおっさん状態…今まで忘れたことなかったのに何故今回忘れた!?と後悔しました。今回ムダ毛の処理を忘れた理由は、子供と一緒にお風呂に入っているせいです。お風呂でカミソリなどの刃物を使うことなど出来なかったのです。そもそもムダ毛の手入れをするという習慣が子供を産んでからすっかり失われてしまっていたので、足がボーボーのまま検診に来てしまいました。
検診台に乗る前に『どうしようどうしよう…!!』と慌てましたが、もうどうしようも無いのでそのまま検診を受けました。今回幸い(?)な事に初めて女医さんに診てもらいました。男性じゃなくて今回は良かった…と思いました。
みなさま、検診前は毛の処理をお忘れなく!!
最後に
本当は婦人科検診の子宮頸がん検診は『痛くないよ』『恥ずかしくないよ』と言ってあげたかったのですが、自分の正直な感想を書きました。特に初めての検診では『すごく痛かった』とトラウマになりかけましたが、私の場合は自分が極度に緊張していた&先生運が無かった、という事に尽きます。ですが検診は今でも受けてきて良かったと思っています。やはり病気を未然に防ぐには定期的な検診がとても大切だと思うからです。
生理不順や生理時の症状が思いなど、婦人科系のトラブルがあっても内診やあの診察台に乗ることに抵抗があり、なかなか病院へ行くのをためらってしまいがちになる方が多いかと思います。一度でも内診や診察台に乗っておくことは今後婦人科にかかる時に行動のハードルを下げてくれると思います。
今回結構赤裸々に体験談について書きましたがいかがでしたか?もしかしたら婦人科検診に恐怖感を持たれてしまった方もいるかもしれませんが、私はどんな診察内容なのか、何をするのか、知らない事によって初めての診察が恐怖心でいっぱいでした。診察ってこんな感じなのか〜と少しでもイメージしていただけたらいいな〜と思っています。
PS 初めての診察の時、先生に『痛い〜〜!!』と訴えて膣鏡を小さいものに変えてもらうとか、少しづつゆっくり診察してもらえば良かったな〜と思います。当時はカーテンの向こう側で鬼の形相で我慢してしまったので…。
YouTubeでも喋ってます。よろしくです。
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産後体力・気力ともにクタクタで、育児にホトホト参っていて子供の事が可愛いと思えず、義務感から母親をしてました。そんな私ですが、現在は子供が可愛くて仕方がない状態になっています。そんな状態になぜなれたのか?
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