婦人科検診の費用、内容についてまとめ・子宮頸がん検査・乳がん検査
婦人科検診に行ってまいりました。内容は乳がんと子宮頸がん検査です。
乳がん健診は長女を妊娠する以前に受けたので実に3年ぶりでした。今回は婦人科健診の費用・内容など書いて行きたいと思います。
目次
婦人科健診受診率
乳がん検診の40~69歳*の受診率は34.2%です。
5つの検診(肺・大腸・胃・乳・子宮)の中でがんが発見される割合が最も高い一方で、受診率は子宮頸がんに次いで低い検診です。*「がん対策推進基本計画」(平成24年6月8日閣議決定)に基づく、がん検診の受診率算定対象年齢
子宮頸がん検診は5つの検診の中で唯一、20歳から受診対象となっていますが、
20歳代の検診受診率はわずか22.2%です。出典:日本医師会
諸外国との比較。日本の受診率の低さが目立つ。
欧米では乳がん・子宮頸がんの受診率が70%以上に対して、日本の受診率は極めて低く、その半分ほどの受診率である。特にアメリカの受診率は8割を超えている。
なぜこんなに受診率が低いのか、調査した結果が以下の通りです。
- 面倒だから
- 費用が高い
- 恥ずかしいから
- どんな検査をされるのか不安
- 検査が痛そう
- 病気が発見されたら怖いから
- 年齢的に関係ないとおもうから
受診しない理由が真実にいるものかどうか調べてみました。
婦人科検診費用・料金・金額について
一般的認識では
子宮頸がん健診は自治体で20歳以上からの方を対象に無料〜2000円ほどで健診が受けられる。
40歳未満の女性の場合、自治体による市区町村の検診での費用負担をほとんどしてくれないため、全額自己負担になる可能性が高いです。自分または夫の勤務する企業の健康保険組合の制度に従って受診が可能ですが、その場合も一部あるいは全額自己負担になる可能性があります。
一方、40歳以上の女性は自治体による市区町村の検診が2年に1度実施されているので、それを利用することで0円~3,000円前後と比較的安い値段で検診を受けることができます。
私の住んでいる自治体の場合
自治体
子宮頸がん健診:20歳以上の女性を対象に2年に1度1000〜1900円で実施、2年に1度の対象年ではなくても3800円ほどで受診可能
乳がん健診:30歳以上の女性を対象にに2年に1度600円で超音波検査を実施、2年に1度の対象年ではなくても2000円ほどで受診可能
40歳以上の女性を対象にに2年に1度1500円で超音波検査+マンモグラフィー(X線)を実施、2年に1度の対象年ではなくても5000円ほどで受診可能
5月〜11月にかけて毎月3回〜6回開催されていて、中には土日も含まれていました。
私の会社の健康保険(けんぽ)
子宮頸がん・乳がん健診合わせて15000円まで助成、超えた分は自己負担。過去に何度も利用しましたが、助成額の15000円を超えたことはありませんでした。自分で検診できる病院を調べて両方検査が出来る総合病院の検診センターで受診しました。
婦人科検診内容
子宮頸がん
視診
膣鏡(クスコ)という器具を膣に挿入し、子宮頸部の様子を観察します。炎症があるかどうかや、おりものの状態などを目で見て確認します。
内診(双合診)
医師が片方の指を膣に入れ、もう片方の手でお腹を抑えて行う触診です。直接触ることで、腫れなどがないかを確かめます。
子宮頸部細胞診
プラスチック製のブラシ等で子宮頸部を軽くこすり、細胞をとります。検査は数秒で終わり、痛みはほとんどありません(ただし、個人差があります)。採取した細胞を顕微鏡で観察し、異常な細胞がないか確かめる検査です。
乳がん検診
超音波(エコー)検査
30歳未満の高濃度の乳房(脂肪が少なく乳腺組織が密)の方には、超音波(エコー)検査が推奨されている。
マンモグラフィー(X線)
マンモグラフィーは乳房専用のレントゲン検査です。少ない放射線の量で安全に乳がんの検出ができます。
透明の圧迫板で乳房をはさみ、薄く伸ばして撮影します。(左右それぞれ縦・横に乳房を挟み計4回撮影)マンモグラフィーは、乳がんの初期症状の1つである石灰化や腫瘍などを発見できます。特に、早期乳がんの唯一のサインである、ごく小さな石のような石灰化を鮮明に写し出せるのが大きな特徴です。
婦人科検診を受診しない他の理由について
婦人科検診が面倒
面倒と思うのは、事前に予約をする手間、会社などを休んだり、子供を誰かに預けたり当日の都合をつけなければいけない段取りの事だと思われます。いかんせん検診は気軽に今日明日受診しようと思っても出来ないので、これは致し方ないですね。『行く!!』と決めて少しやる気を出して一気に予約しまうしかありませんね。子宮頸がんなどは、『防げるガン』『早期治療しやすいガン』なので、早期発見のためにも検診は是非受けたいですね。
病気の発見が怖い
病気が発見されたら怖い、というのはとても分かります。知りたくない!って思ってしまうんですよね。ですが、もし病気だった場合、早いに越したことはない。と自分も含めて皆さん本当は分かっていると思うのです。なので、少し勇気を出して検診受けてみて下さい。今検診して『何でもなかった』と安心するのと、『検診ずっと受けてないな〜大丈夫かな…』と漠然とした不安に思っているのとは、毎日を幸せに過ごす上でどちらが良いか…を考えて検診受けていただきたいと思います。
私の知り合いでも、胸にしこりのようなものがあるんだけど、怖くて病院に行けない…と毎日悩んでいる方がいました。周りの人間は『すぐ検診に行くべき!』と説得したのですが、知り合いは怖くて行動出来なかったそうです。ですが、毎日毎日胸のしこりの事が気になってしまい頭の中は常にその事でいっぱいだし、不安に耐えかねてやっと病院に行きました。結果は陰性で本人もとてもホッとしていていつもの明るい人柄に戻りました。病気が発見されたら怖いのは、どんな検診を受ける時にも思います。ですが、病気は予防や早期発見で治療する事がとても重要です。
年齢的に関係ない、というのは本当でしょうか?
子宮頸がんの発生リスクを年齢別に見ていくと、20代後半から発生率が急激に上り、30~40代にかけて発生率がピークを迎えます。
乳がんは、おもに30代の後半ごろから一気に発症率が上昇し、ピークを迎えるのは40代後半というのが定説です。次いで、50代、60代と続きます。しかし最近では、若い女性にも多く見られるようになりましたので、油断はできないといえるでしょう。
若いからと言って全くガンにならないかと言ったら違う、という調べになりました。特に子宮頸がんは自治体でも20歳以上の女性が検診対象ですし、乳がん検診もしこりや乳首からの分泌物など気になる事があればすぐに病院へ行った方が良いです。
まとめ
今回調べてみて分かったのですが、子宮頚がんは検査で防げるがんであることが分かりました。もしがんになってしまっても早期治療がしやすいがん、であるそうです。なので皆様も検診・検査を受けて病気を未然に防いでいただけたら、と思います。
次回は
- 恥ずかしいから、
- どんな検査をされるのか不安
- 検査が痛そう
に関しましては次の記事で私の婦人科検診の体験談と共にお送りしたいと思います。
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産後体力・気力ともにクタクタで、育児にホトホト参っていて子供の事が可愛いと思えず、義務感から母親をしてました。そんな私ですが、現在は子供が可愛くて仕方がない状態になっています。そんな状態になぜなれたのか?
父親である夫も初めは育児を『手伝ってあげる』感覚でしたが、今では私がいなくても『母親』も『父親』も出来る私以上に育児スキル劇上がりな状態になりました。 そんな幸せになる家族の作り方・考え方・思考を無料メルマガでお教えいたします。 気楽に登録してみてくださいね。
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